2006年に公開された映画です。
監督がエミリオ・エステベスという人で
お父さんがマーチン・シーンで弟がチャーリー・シーンです。
芸能一家です。
お父さんは地獄の黙示録の主演や
カサンドラクロスにも出ていました。
(30年以上前の映画ですが、ぜひリメイクしてほしいです!ちなみにOJシンプソンも出てます。)
そしてこの『ボビー』ですが
ジョン・F・ケネディの弟のロバート・F・ケネディを取り巻く群像劇です。
ボビーというのはロバート・ケネディの愛称です。
そのボビーの最後の演説場所となったLAのアンバサダーホテルに居合わせた22人を中心に物語は進みます。
さまざまな人種、怒りや悲しみを抱えた人たち、愛をなくした人や、愛に気づいた人が
わずかな光のもとに集まり、それが一瞬にして閉ざされてしまう。
キャスティングの豪華さなどかなり力技なところもありますが
中盤から最後にかけては見ごたえあります。
とくにラストでアメリカのラジオ局がボビーの死に際し、
DJが個人的な見解も含めて放送を通じコメントした実際の放送がノーカットで流れます。
自分はその部分だけでも20回は見ました。