「トレーニングデイ」のアントワン・フークアの最新作で「クロッシング」 を見ました。
ニューヨークの3人の警察官の心の闇にスポットをあてて物語が進行していきます。家族を思うもの、友を思うもの、そして正義を思うもの、この交わることのない3人が、もがきながら、苦しみながら、結末に向かいそして交わってしまう・・。

トレーニングデイでこの監督にはまったので、それに勝るとも劣らない、息をのむ作品になっています。バラバラに進行する物語が交差するという設定はけっこう多いですが「トラフィック」のときよりリアルでした。

かなりの重厚感ですが間違いなく満足できます。
リチャードギアとイーサンホークとドンチードル の3人がそれぞれの物語を持って進むんで三様の個性と演技が緊張感をもたらしてます。
自分的には“リチャードギア”がすごい!!
「ハチー!!」と言って「ハチ公物語」に出ていたとは思えない演技の振り幅です!!