2011-03-31

女性監督、キャスリンビグローの10年くらい前の映画です。
たしかDVDに焼いていたので3回くらい見てるはずです。
福島の原子力発電所の事故が毎日報道される中、思い出しました。放水作業が15分くらいの間隔で交代しながら続けられているというのを聞き、「似たようなシーンがあった映画なんだったろう・・」と考えていてでてきました。副題が「未亡人製造艦」・・・。原子力潜水艦での話です。
いったい何年前だったか忘れましたが「チャイナシンドローム」という映画も見た覚えがあります。映画好きの父親が連れて行ってくれた様な気がします。だから30年以上昔の映画と思いますが、確かジャックレモン(?)とジェーンフォンダ(?)だったか。違うか。子供の時からジャックレモンとヘンリーフォンダの区別がつかなかったので定かじゃありません。そのチャイナシンドロームも原子炉溶融をおこし(アメリカで)裏側の中国に被害が及ぶみたいな話だったような・・。

話がそれましたが、「K−19」は東西冷戦時代の米ソの海域権利の争奪戦の中、米国の核兵器増強に対抗するソ連の原子力潜水艦をテーマに進みますが、ミサイル打ったりしません!海底で米ソの潜水艦がにらみ合いみたいなこともなかった気がします。しかし、緊迫感の核分裂連鎖でどっと疲れます。(不謹慎でした。けど原発事故は人災!!)
この女性監督は知っている人も多いと思いますが、あのタイタニックとかアバター(ナースのお仕事ザ・ムービーに負けず劣らずの睡魔攻撃の)等の監督であるジェームスキャメロンのもと奥さんだったみたいです。実際におきた事件なのでリアリティはもちろんあるんですが、演出が女性とはびっくりでした。重厚感のあるハリソンフォードとリーアムニーソンの演技と女性監督の手によって、とても硬派で男らしく、そしてたくましく戦う男たちの映画になってます。まさしく福島で日本の危機を救おうと現場で戦っている方たちも、誰一人として現場から離れようとしないそうです。だからお願いするだけです。日本国の最高決定機関にいる人たちに。自分も良く妻から言われます。
「あんた、作業服着て今日現場かい?」
「いいや。今日は一日机だ。」
「したらなんも作業服でなくてもいいんでしょ。」
「・・・・。」
そうなんです。自分は慣れてるからなんです。作業服が。だから無理して作業服じゃなくていいと思います。だからビートたけしも言ってたように慣れてないから襟立てて宝塚みたくなっちゃうんです(チーホー?テンホー?)
規制、法律、復興の為にならないものは急いで見直して下さい。間に合わないなら政令で対応できませんか?そして国民の命がかかっています。

一度、自尊心を棚に上げてください!諸外国の知恵と道具を借りてください。過剰に反応する外国人と報道されますが果たして本当にそうですか?無人の陸上探査機、航空偵察機借りて中の状況確認してください。そして恐れず事実を公表してください。
諸外国の人たちが評価してくれている通りに日本国民はあなたたちが思っているほど弱くは無いはずです。桜を見てください。満開に花開こうと蕾を膨らませていますから。