2011-08-30

去年の秋に直木賞を受賞したので、もう既読の方も多いと思いますが、改めてこの『下町ロケット』面白いです
研究開発を軸に、エンジン部品の製造を行う中小企業の話です。
もともと研究者の経営者が、経済不況、同業他社の特許侵害、大企業の圧力、日和見主義の銀行との交渉などを経て、壁を乗り越え、困難を克服しながら「もの作り企業」としての誇りをもとに、会社も、従業員も、経営陣も強く逞しくなっていくという物語です。 この説明だと、何か堅苦しい経済小説のような雰囲気ですが、全然違います リーダーとしての強い責任感を持ちながら“夢”を叶える男の“冒険活劇”です
wowowでもドラマ化して放送していますが、できれば本が先のほうがよいと思います。
(自分の感じではイメージとドラマのキャスティングが少し違いました)