2012-09-11

この本は何度も読んだ本なので、買ったのも、かなり前です。
好きな部分のつまみ読みを含めると20回くらいになりますね。
この本も「竜馬がゆく」と同様、結末がわかっていたので、その望ましくない結末にに向かっていく過程で、何度も、読み続けるのが辛くなった本で、
寝る間も惜しんで読みたいのに、本を開くたびに胸が苦しくなる思いでした。
「自ら計らわぬ」を生涯貫き通した第32代内閣総理大臣 広田弘毅の物語です。
家族に対しての思い、故郷に対しての思い、国家に対しての思い、、、。
おかれた状況やスケール感の桁違いはさておき、自分はこんな生き方ができるのだろうかと深く考えさせられます。
クリスマスイブと世間が浮かれる12月24日の前日の23日が命日だということを忘れないでいたいと思います。